洗面室の床マット、床にあわせて切る

叔母のマンションの洗面・浴室の様子 ↓

冬、ビニールマット床では足が冷たいので部分部分にマットを敷いていました。

しかしこれでは見た目にも良くないし、ヘリでつまづいてしまう危険性があります。

Amazonや楽天で探してみましたが、○○畳という規格サイズではないのでちょうど入るサイズがありません。凸凹もあります。

そこでやや大きめを買って切ることにしました。前辺と浴室側を残してあとの二辺を床にあわしながら切ります。

難しい仕事ではありませんが、作業用下敷きにするべニア板とよく切れる大型カッター、ハサミ、50cm以上、できれば1mの金定規は用意する必要があります。場合によって切り目がほつれてくるのを固着する接着剤。白い水性ボンドでも構いません。

位置合わせしながら切っていきます。建築物を傷つけないよう慎重にやりましょう。コーナーは柱が入り組んでいるので、切ってあわせる本領発揮です。

1時間ほどの作業で完成! おみごと!

今回のポイントは床マット(カーペット)選び

  1. 通年使うので毛足の長いのは避ける
  2. 薄すぎると波打ったり足の反発力などでズレる、見苦しい
    厚すぎると加工しずらい、高い
  3. 一回り大きいものを探そう(大きすぎると値段が高くなりムダになる)

楽天で3000円以下でありました。

 

タンスの取っ手修理

古タンス取っ手壊れ

わりかしちゃちな作りです。左側の足のネジが根元から折れてしまい、引き出しを引っ張ることができません。10年間ほど壊れたままでした。

いつでも直せると思っているとこういう事になります。

最近、直そうと思い立ち、まず取っ手を本体から外します。ナットが固着しているので、そのあたりが大変です。

取っ手のネジの位置に穴を空けて長いネジを通すしか直し様がありません。簡単な話ですが取っ手に穴を空けるにはボール盤のようなものを使うか、少なくとも取っ手をキッチリ固定する万力のような工具が必要です。

卓上ボール盤が便利

家に置く場所があるなら小型のボール盤を持っているととても便利です。ホームセンターなどで8000円位で購入できます。固定万力も付いています。

これがあれば真鍮程度の材質ならアッと言う間に穴あけができます。

3mmくらいの長ネジを通してナットで固定します。
長すぎる場合は金切りノコで切ります。これも万力に挟んで切ることになるのでバイス、万力は必要品です。

こうしておけば、かなり丈夫に固定できます。

完成です。

今回ポイントとなる工具は小型卓上ボール盤です。

 

 

玄関TV付インターホーン取り付け

玄関カメラ付きインターホン修理

玄関に取り付けていたカメラ付きインターホーンが木の土台が腐って外れて下のタイル床に落ちてしまいました。

壊れてしまったかもしれません。

嫁さんから「早く直して。宅急便も受け取らないといけないし、、」とせっつかれていました。

どちらにしろカメラ付き子機を取り付ける台(ベース)を作らないといけません。
20度くらい内側に角度をつけて取り付けないと、右に寄った取り付け場所からは訪ねてきた人の全身が写りません。↓こんな感じ

この取り付け台を作るのが結構めんどうなんです。写真のように右側に下駄を噛ませた木台を作り、水浸透防止にエポキシ樹脂で表面と隙間コーティングしておきます。

↑左はボロボロになった元の木台。

門柱に貼りつけるには コンクリート・木材用ボンド を使います。

コンクリートボンドは 下記の特性があります。

  • 耐水性
  • コンクリートは強アルカリなのでそれに耐性ある
  • 充てん性がある、強度もある

この接着剤を使う際の注意は圧を加えて数時間はしっかり固定することです。

実はこういう壁に接着する時の固定法が難しいケースが多いです。今回はちょうどいいクランプがあったから何でもありませんでしたが、固定のための梁をつくらないといけないことが多いです。

クランプで1日固定して取り付け枠を木ねじ止めして、2本の信号線を繋いで完了です

カメラの角度は少しなら内から変更できますが、傾斜木台を付けることでやっと来訪者を完全に写すことができるようになりました。

ここはもともボタンだけのインターホーンが付いてました。二本線が地中を通してあります。

ですから、機器を取り付けだけでTV式インターホーンになります。

今回、壊れていたら買い直そうとAmazonで調べてみたら、この子機だけで¥13,980でした。
2万円くらいで購入したのでそんなところか、、

ところがよく探すと、なんと 親機とセットで1万円ほどで売っています。

まだ、ボタンだけのピンポーンお使いでしたら、自分で取り替えてみましょう。

今回は木台つくり&エポキシコート2、3日、接着固定1日と、なんか一週間がかりだった気分です。

 

浴室シャワー混合水栓取り替え

 

浴室のシャワー混合水栓を取り換えるには

わが家の浴室のシャワー水栓は、台座タイプです。もともと、追い焚きしない浴槽でも使えるタイプです。

建築以来30年以上使ってきました。最近では蛇口からポタ、ポタ漏水して、パッキンを取り替えたらなおるという状態ではないので、水栓ごと取り替えることにしました。

古い水栓

台座の穴に固定され、フレキシパイプが繋がっています。8.5cm幅です。これを間違って買うと付けれません。

取外し工事する前に水道の元栓を忘れずに閉めておきましょう。

水道が止まっているのを確認して
スパナ、専用縦スパナを使って取外します。

固定してあるフレキシをナットから外し、台座から古水栓を外します。台座のナットは奥にあるので専用工具が必要です(左)。

 

取り外したらキレイにして、新しい水栓をはめ込みます。

元のようにナットをはめ込み締めますが、フレキシなど破損しないように注意します。
パイプ固定ウオータポンププライヤーなども使います。

完了したら、元栓を開き漏れがないか確認して
蛇口、シャワーを取り付けます。

水栓の取り替えは、元の配管をそのまま使うなら簡単な工事です。1時間ほどの作業です。上記の縦スパナ専用工具が必要ですが、1200円ほどで売っています。

新しい水栓は、楽天、Amazon、価格ドットコムなどから買えます。17000円~23000円ほどで数社あります。工事も頼めるところがあります。13000円位でした。

ところが、パナホームに問い合わせたところ機器+工事で5~6万円という事でした。機器を定価近くで売り下請けに丸投げして2~3万円中抜きというところでしょうか。

女性でもできるので、自分でやりたいところです。

【注意点】

  1. 水栓用縦スパナ使う時は下に落ちてしまう可能性が高いのでヒモで繋いでおく
  2. 同じく水栓取り付け作業中にナットを落とさないよう注意、出来ればビニール等で落下養生しておく

構造図を載せておきます   BF-B646T型

水栓の構成図

 

障子貼りのコツは のり

障子貼りは1枚ものの障子紙がいい

障子紙は桟(サン)ごとに貼る小さいタイプはとても面倒です。大きな1枚ものを買いましょう。

私は20mのロールタイプを買いました。ロスが少なくコストパフォーマンスがいいです。

ビニール入りとか雲母とか材質、柄がいろいろあります。強度がかなり違ってきます。値段も倍以上差が出ます。

紫外線が当たって経年劣化してきますが、どの程度なのかは使ってみないと分かりません。ま、縁起物なので毎年張り替えるくらいの心づもりでいいのではないでしょうか。

ふえき糊(不易糊)で障子の外枠ぬる

外枠四辺は強力な糊をぬります。といっても来年剥がす時、水吹いてすっと剥がせる糊でなければなりません。ボンドなど使ってはいけません。

ここは昔からある紙工作用のフエキ糊を使います(下写真の黄色いボトル)。安いチューブ入りは粘度が足らないものが多いので注意

上の写真のように板にのりを準備して指でずらすように着けていくと楽にできます。0.5mmくらいの厚さになるようにします。薄いのはダメです。

内側の桟はほとんど接着力は必要ないので、水っぽいのりをハケで塗る感じでいいです。一番下の写真の赤キャップのチューブです。

障子伸ばしながら四辺をしっかり押さえる

上下2,3cm余白残してアバウトに切った障子紙をまっすぐ下して置きます。

置いたら、すぐ軽く水スプレーして四辺張りを入れながら指の腹でしっかり押さえ込みます。内側の桟は軽く押さえる程度でいいです。

障子紙の不要部分を切り取ります

すぐ切取るのか、乾いてから切るのか・・・悩むところです。

すぐだと、紙が濡れているので切りにくい。完全に乾くと、必要ヶ所以外に紙がくっついてまた濡らす必要あったりします。

乾ききらないうちに切るのがよさそうです。
定規できっちり押さえながらカッターで切ります(これはコツ)。

これで完成です。

ツールとして のりの選択が重要です 薄いのと濃いのと

薄い糊は辺が固着できません。全部濃いのりで着けようとすると、中側の桟は手間かかります。内側はハケでサッサと塗ったほうが楽です。あえて障子用として売っている大きなものを使う必要はありません。

あと、カッター、定規、、特別な物はありません。

コツがつかめれば簡単な作業です。時間もかかりません。

しかし、この程度のツールを揃えず、手順間違えれば悪戦苦闘することにもなりかねません。

 

 

 

 

オフィスの模様替え サブデスク大工仕事

オフィスの模様替え セミナールームに

当社のオフィスは元来、来客もほとんどなく、ただのワークルーム・もしくは倉庫のような位置づけでした。

最近になって、4~5人の方に集まって頂いてミニセミナーをやるのに使えれば、と思うようになりました。

以前、デスクの横の壁側にプリンター台がありその間の空間がムダに空いていたので

サブデスク作成しました

ちょうどデスクの縁から斜めにプリンター台にかかる机を作りました。
上に乗っても壊れないだけの強度は必要です。

これで実質倍の広さで机が使えそれはそれで重宝していました。

ところがセミナールーム構想で今度は、机を壁側(プリンター台側) ぎりぎりまで移動する必要になりました。
この広々したサブデスクを最小に切縮めるんです。ただ縮めたのではなく、工夫があります。

やはり、使っている机面と面一(つらいち)になってるのが使いやすいのです。
90cm位動かしました。
実際には机の作業性は変わらないし、プリンターにも近くなって、いいかも。
部屋は各段に広く使えるようになりました。

セミナールーム模様替えの滑りだしです。

タイルめくれの修復

今年の夏の熱さは尋常ではありません。
玄関アプローチのタイルが熱膨張で割れめくれ上がってしまいました。

タイル修復にはカケラを無くさない

タイルめくれは、放っておくとどんどん進行していきます。修復には破損したかけらも必要なので、その部分だけでも速く直しておきましょう。

タイルめくれの修理はちょっと面倒なのです。
だいたい下地もダメになっています。ここにセメンを流し込んで着けようとしてもなかなかうまくいきません。

もとの平面より高くなってしまいがちです。
それを避けるには下地をかなり削り取らないといけなくなるので、修復にコンクリートは使いません。

タイルどうしを接着剤でつける

まずはタイルに固着しているコンクリーのバリをサンドグラインダーで落とします。

主だった破片を2液混合エポキシ接着剤でくっ付けていきます。2液混合エポキシ接着剤が一番しっかり固着できるし水にも強いのです。一つづつ固まってから次を着けていきます。
いそがなくてもいいんです。

下地をコンクリで埋めようとすると大変な苦労をします。隙間が空いてもいいので、位置と高さがピタリ合うように注意しながらタイルどうし接着剤で固めます。

タイル目地材で隙間を埋める

接着材が完全に固着したら隙間をタイル目地材で埋めてゆきます。ヘラや指の腹で押し込みます。
指をタイル角で切らないよう注意してください。
後でグラインダーで削るのではみ出てもかまいません。

隙間は全て埋めます。ここではタイル目地材でやってますが、シリコンシーラントでも構いません。

目地隙間をタイル目地材で埋めると結構しっかりします。
ただ、タイル目地材には接着力はほとんどありませんから先に2液混合エポキシ接着剤でしっかり固着しておくことが大切です。

後はタイル面を磨き、目地を着色して完成です。

タイル目地材は300円位です。ホームセンターに売っています。