台車 車輪取り付け破損修理

 

仕事がらパソコンを運んだり、台車をよく使います。

よく見かけるスチール製です。普通に使うには大きすぎ、重すぎです。
安物買うと、車輪が硬く運ぶたびにガタゴト直振動して不快になります。

そこで、小型軽量の樹脂+アルミ製を使うことにしました。車輪もゴムが軟らかくソフトです。
コンパクトだしちょうどいい大きさで重宝していました。

ところがこれがものすごく軟弱で、車輪の付け根が破損して使えなくなりました。
30kgの荷物載せて前輪が横移動している時何かに当たったのでしょう。

台車の足取り付け部の破損修理

画像見て頂いて分かるように、この何十キロもの力がかかる前輪箇所にネジ1本で固定されているだけなんです。矢印つけた箇所は、はめているだけです。 製造企画の段階からのミスです。1輪につき本来ビス4本で天地通しで固定すべきです。
車輪の台座まで曲がっていたので、万力で圧伸ばしながら直します。

作業台に固定された中型万力(バイス) はとても役に立ちぜひ常設しておきたいツールの一つです。

ネジを付ける穴をドリルで開けてボルト&ナット、スクリューネジで強力に固定します。ボルトは振動でゆるみやすいので締める前にエポキシ接着剤、セメダインXなどつけておきます。

後輪も左右とも暫定スクリューネジに差し替えます。当分これで様子見ですね。
後輪は動かないので横方向圧力は少ないのです。

こういうものの修理に何時間もかけるのはバカバカしいので、「最低これだけはやっておかんと・・」という落としどころを探ります。ネジなども手元にあったもので済ませたい、妥協点です。

今回の作業は2mm厚くらい鉄を伸ばす必要があったので、工具/部材は

  • 万力(バイス)、
  • ドリル、キリ(2.5mmくらい)、ヤスリ、
  • ナット回し、ドライバー
  • 有り合わせのネジ

しばらく様子見ながら使うことにします。問題があるようでしたら、全脚 4本通しのボルト&ナットで固定しましょう。適合したサイズのボルト12本を購入しておく必要があります。

商品購入する際にはこういうポイントをチェックしておきたいところですが、通販だと分からない場合が多いです。価格も3000円くらいなので、何度か使ってダメになっても諦めというところでしょうか。