最近400リットル~500リットルの観音開き(フレンチドア)が多い
量販店で型落ち品を10万円で売っていました。大家族ですとこれ位必要かも。
両開き(観音開き)のフレンチドアだと、左右を気にしなくてもいいです。
問題は
- 設置スペース大丈夫か
- デカイ、存在感ありすぎ
- やはり左側のドア開けるのに違和感
- ドア、引き出し多すぎて却ってウロウロする
- 最新型ですと20万円以上する
一人住まいの叔母、430リッターからサイズダウン
買いだめするとついつい、奥の方に古いものが残ったままになりがちになります。
使っていた430リットルのフレンチドア式はもう15年経っているので買い替えることになりました。
買換えの理想の冷蔵庫はこんなでした
- 奥行薄型、棚にあまり奥行が無い方がいい。目が届くし出し入れしやすい
- 300~360リットルタイプで冷凍庫、野菜室、冷蔵と3ドア(室)タイプ
- 冷蔵室は広いのがいいが、高さが低めのがいい(上段取れない)
- (当然)1枚ドア、左開け必須
- 氷は自動製氷機能あること(必須)
- 色は白以外で、薄いグレーとか、どぎつくない色
- 価格は12万円くらい
こんな条件で、近くのYAMADA電器で探しましたがありません。
すごくたくさん置いてますが、みなコンセプトの似たりよったりのものばかりです。
そこでネットであるヒントから片っ端から探すとPanasonic NR-C32FG というのを見つけました。↓
パナソニックの女性研究員たちが実際に調味料やパック、瓶など実際に何度何度も出し入れして最適のドア棚、食品棚の間隔とか奥行サイズを割り出して商品化したものです。
日本人女性の体格に合った設計がなされているという話しです。
↑ Panasonic説明書より
- たとえば全高も20cm低く設計され冷蔵室の一番下もさらに低く設定されて(ローウェスト設計)、中の棚の奥行も浅く小柄でも出し入れがやりやすい
- その分、ドアポケットの収納に工夫がこらされています
この冷蔵室にはひよっとしたら、前の430リッター冷蔵庫よりたくさん入るかもしれません。
肝心の色・デザインはと言うと
クリアシャンパンという色名でした。フルフラットガラスドアを採用し高級感があります。
普通の白いスチール張りの冷蔵庫はここに置きたくなかったのです。(僕のバカげたこだわりですが、、、)
こういうこだわりがPanasonicらしいです。(最近ではコスト要因になるのであまりやりません)
言いたいこと
冷蔵庫一つとっても、作った人の意図があります。他メーカの売れている商品をただ真似て安く作っただけの商品が溢れています。
僕たちはしっかりとした目で、考え、作った人と対話をして意図を理解し値段が少々高くても、10年、20年と使うものです
その間の満足感はイージーな考えで作られたイージーな商品では満たされません。
ブランドを選ぶということは、単なるロゴやマークではありません。
今回はPanasonicでしたが、違う局面では日立であったかもしれません。制作者、設計者の意図が自分の琴線に触れた時、買う側にとっても無常の歓びとなります。