ぼくは工具が大好きです
もの心ついたころから、オモチャよりも親父の道具箱の工具・道具達と遊んでいたという話です。
そして、モノを分解したり、少し大きくなると工具を使って自分で”おもちゃ”を作りました。
家が貧しかった(当時はどこもそう)せいもあり、おもちゃを買ってもらった記憶は数えるほどしかありません。
小さい頃は分解専門でした。僕がハイハイして行った跡には目覚まし時計とか、いろんなものがバラバラになっていたという逸話が残っています。
ものつくり、模型に夢中
このころプラモデルが多種出回るようになりました。第二次大戦中の戦艦や戦闘機、戦車、潜水艦、自動車、スーパーカブ、、ほとんどがマブチのモータを入れて、動くようにできていました。
1950年代というと、やっと戦後色も落ち着き、おとな達も急速に復旧しつつある平和になった日本を味わっていました。父も、ラジコン模型や鉄道模型に熱中です。思春期、青春期を戦争に奪われたのですから、、、
壊れたものを見ると修理したくてたまらない
10歳くらいになると、好奇心で分解したいという衝動はありましたが、意味なく分解することは無くなりました。
その代わり、何か壊れたり、故障したものを見ると熱く直したくなります。
マニュアルとかある訳ではないので、どうして開けるか(分解するか)、どう直すか、頭をフル回転させます。一種なぞ解きです。
できた時の快感は何ともいえないのです。
母親が喜んでくれたりして、役に立てているという実感も嬉しかったのです。
手に入れる、直す、作るという喜びもありますが、工具を使う・・という喜びが大きい
中学生になると、やっと自分の自転車を買ってもらいました。10段変速付きです。
メカニックな自転車の機構そのものはもちろん、自転車を分解するための工具たち・・・もうたまりません。
自転車、カメラ、天体望遠鏡に夢中
自転車、カメラや天体望遠鏡は工具ではありませんが、広い意味で道具です。
このメカニカルな造形物は小中学生の僕が夢中になって当然です。
ハードウェアーとして熱中するだけでなく、それがもたらす世界にも夢中です。
天体望遠鏡の赤道義を作る
写真・カメラ: 天体写真、山の写真撮る
自分で現像、引伸機暗室を作る
登山+道具が加わる
高校生になると、2年生の時、修学旅行で信州に行き、平湯峠から見た槍ヶ岳に感動して、どうしても登りたくなりました。
帰ってから、当時は京都に住んでいたので月1~2回は京都北山、比良山に様々ルートで登りに行きました。
登山用の道具(器具、ツール)は魅力的です
- コンパス、地図、距離計、登山靴、登山服、サングラス、カメラ、双眼鏡、防水耐震腕時計、軽量三脚
- 携帯用の石油コンロ、ガソリンコンロ、ブタンコンロ
、ライター、水筒、タンク、VICTORINOX十徳ナイフ、アルミ組コッフェル - 軽量テント、羽毛シュラフ、ランタン(ライト)
- ピッケル、アイゼン、輪かん、スパッツ、ザイル
- カラビナ、エイト環、滑落防止具ディセンダー
お金を貯めて、京都の河原町にあった好日山荘に少しづつ買いに行きました。毎週ほど。高校2年~浪人、大学1年位まで
もちろん登山そのものが魅力でしたが、これらツールを持つ、使うというのが大きかった、自分の身体的限界を拡げてくれる・・・という意味で。
何しろ、高校2年生で目標は槍ヶ岳です。
高校3年の夏休み、友人の長谷川洋二くんと二人で達成しました。
使いやすく工夫・改造する
直す、修理する・・と同じくらい燃えるのが、改造することです。
様々なアイディアと工夫の試行錯誤です。
頭にフッとイメージがよぎり、そうなると早くやってみたくってたまらない。
ヨット趣味もその流れ
ぼくにとってヨットは、あくまで模型趣味の延長で、足で漕いで遠くまで走れる自転車のように、風だけで走るメカニックなモノなのです。
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ぼくにとってはDaySailer17はおおきな模型のようなものであり続けているのです。ただこれ以上大きいと、模型としての扱いが無理になります。
キャビン付きクルーザ入手、中を改装re-modeling
モバイルヨットたち—ほとんど模型趣味
プレジャーディンギー DaySailer17—-模型的+性能の究極
修理・改造
日曜大工、DIY
書斎つくり
店舗つくり
Re-make、Re-pair、tool・・好きな言葉
英語で”re-“という言葉が好きです。
re-make、re-pair、re-build、re-set、re-modeling、re-cover、re-place、re-form、re-structure、、こういう言葉を聞くとワクワク、血が騒ぎます。
放っておくと、そのまま廃棄されたり、朽ち果てるモノに新たな命、もう一度ヒトの役にたてる機会を与えます。
凡庸なものに新たなステージを与えます。
ものつくり、リメイク、カバーの職人芸のファンです
ぼくは修理する、リメイクするモノと工具に囲まれて幸せな日々を送っているので、ピラピラした芸能界(人間界も)にはほとんど関心ありません。モノを作る、加工する技術者・職人の世界は好きです。自ら手を動かさない口先(営業)の人、操り人形、操る人も操られる人もきらいです。
芸能界でもリメイク、カバーの職人的アーティスト May J.さん はファンなのです。音程をずらさない唄の技術は素晴らしい、職人アーティストだと思っています。
ある意味、普通に歌手するより難しく、もし自分でリメイク(カバー)のコンセプト、ストーリーを考えるとすると発想力と表現力、実現力が要ります。
派手なエンタテイーナーではなくっても一人でこういうアーティステックな才能のある人は支持したいです。
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